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ゼットイオン健康法

おなかのヘドロ(宿便)をとりましょう。   理学博士 岡部 薫










第3章・・・・・・水の力でお腹の中をお掃除!?

■ 宿便をとるにはどうしたらいいか

胃腸の活発な働きが健康の基本であるとわかったとき、私は巷に伝えられているいろいろな宿便取りの方法を試してみました。でも効果はありません。病弱だった私の体質に合わなかったようです。民間療法の中に、マコモという蒲(ガマ)の穂を陰干しにして煎じて飲む療法があるのを知り、それも試してみました。また、笹の葉やヨモギも食べてみました。それらも効果はありませんでした。

私のお腹の中の汚れはよほど頑固だったのでしょう。いろいろな民間療法に挑戦してみても、お腹はいっこうにスッキリしませんし、食欲もわきません。宿便とはいったいどんなものなのだろうか。どうすればそれを取り除くことができるのだろうか。私は考えました。考えてみてもわかりません。実際に自分のお腹を切開して腸を取り出してみるしか宿便の正体を知る方法は無いのでしょうか。私の知る限り、宿便を研究している医師もいませんでした。

私は畜産組合へ足を運び、解体されたブタの腸をたくさんのぞき込んで、ブタの腸の内面と宿便を観察し、分析し、どうしたら宿便をとることができるかを研究しました。 いろいろと実験をしてみた結果、宿便を取り去るにはガソリンが一番手っ取り早い、ということがわかりました。でも、ガソリンを人間が飲むわけにはいきません。ガソリンは確かに溶解力は抜群ですが、逆に強すぎて体内の細胞まで溶かしてしまいます。これでは元も子もありません。

醤油も溶解力は強いのですが、これも役には立ちません。醤油を飲みますと、胃腸の粘膜がただれたり、けいれんを起こしたりするからです。たくさん飲むと人間は死んでしまいます。ガソリンや醤油に代わるものは何か…。それは水でした。

■ お腹に人工ダムをつくって宿便をふやかし、清掃する。

水には溶解力があります。そして1日にコップ5杯くらいの水を飲んでも副作用の害はありません。それで私は、腸の中の宿便を水で溶解して腸をキレイに洗浄することを考えついたのです。

しかし、コップ5杯の水をただ飲んでみたところで水はみんな尿になって排出されてしまいます。これではなんにもなりません。水を大量に飲み、腸内にそれをせきとめる方法はないものだろうか、と考えました。

そこで私は、重質酸化マグネシウムを使ってみたらどうだろうか、と考えたのです。重質酸化マグネシウムは顆粒状になっていますので、粉末の炭酸マグネシウムより容量が少なくてすみます。それによって腸の中に水をとどめ、宿便を軟らかくしよう、という着想です。つまり、重質酸化マグネシウムで腸の中をせきとめてお腹の中に人工のダムをつくってやるのです。 しかし、重質酸化マグネシウムはそのまま大量にのみますと腸閉塞を起こすおそれがあります。私はまたまた考え込んでしまいました。これは錠剤の形にしなければならない。そして、植物繊維が腸内の宿便をとってくれる働きがあるので、その植物繊維を重質酸化マグネシウムにかぶせてみたらどうだろうか。これならば腸閉塞を起こすことなく、無事に肛門から排出されるかもしれない・・・そう考えてセルロース(植物繊維)を重質酸化マグネシウムに含有させてみたのです。

私が自分の体で試してみた生体実験は大成功でした。重質酸化マグネシウムには腸の水分の吸収を抑える働きがあり、お腹の中に首尾よく人工ダムができたのです。人工ダムで貯えられた水によって宿便がふやけて溶解され、ドバーッと水便になって排泄されてきたのです。

私は何度も実験して確信を得たのは昭和42年頃ですが、自分の水便をプラスチック容器にとり、そこへ水を入れては上澄みをとり、プラスチック容器の底に沈殿した自分の宿便と初めてご対面したのです。それは小石のような茶色の塊であったり、黒やコバルト色の砂状のものであったりして、私は、「こんなものが私の体内にあったのか」と絶句し、見れば見るほど背筋の寒くなるような戦慄をおぼえました。人工ダムをつくって排便するたびに、そうしたものが次から次に出てくるのです。

■ お腹の中の大掃除に成功

私は、私自身のために、私が研究開発した宿便清掃法を行ったところ、メキメキと胃腸の働きがよくなり、三度の食事が待ち遠しくなってきたのです。猫の食事くらいしか摂れなかった私が、モリモリとたべはじめ、なにを食べてもまたおいしいのです。

これにすっかり気をよくした私は、 「まだ、どこかに頑固な宿便が水に溶解されずにひそんでいるかもしれない・・・」と、ある日思いたって、おなかの中にまたまた人工ダムをつくり、仰向けになって、直径5〜8センチほどの丸い鉄の棒の先端で、お腹のあちこちを強く押し、圧迫してみたのです。しかし、みなさんは、無思慮に乱暴なことはなさらないでください。

人工ダムの底で、まだ固着しているであろう頑固な宿便を突っつき「根こそぎ掘り起こしてやれ」という感じでした。すると、その結果はどうでしょう。水便といっしょに小石のような古い宿便の塊がボロボロと排泄されてきました。私の体内にはまだ頑固な宿便が残っていたのです。これは私自身が思いつきでやったことなのでおすすめはしませんが、私はこうして宿年の身中の虫である宿便にみごと鉄槌をくだし、腸内の大掃除に成功したのです。そして壮絶なまでの持病のぜんそくからやがて解放されたのです。

■ 胃腸は機関車、整備が必要

私たちの体を動かしている胃腸という機関車を、フル回転できるように整備してやれば、少ない燃料でも完全燃焼すれば、ばく進するものなのです。

たくさん燃料(食料)を欲しがる胃腸は健全とはいえません。不完全燃焼だからこそ機関車は人間という列車を引っ張れなくて、もっとたくさんの燃料を要求してくるのです。大めし食いというのは腸の悪循環で、昔の人は「暴飲暴食は短命のもと」とか「長生きの秘訣は腹八分目」とか、いいことをいっています。

胃腸を完全燃焼できる状態にしてやれば、機関車は経済燃料でも活発にピストン運動を始め、養分を完全に吸収してくれるのです。自称健康体の方でも、腸が不完全燃焼を始めると、かならず体内の崩壊が訪れます。

週に1度、1ヶ月もつづけて宿便の清掃を心がけてみてください。体調はスッキリとしてくるはずです。私たちは毎日、口の中の食べ物のカスを歯を磨いて取り除いているのですから、たまにはたまっているお腹のカスも取り除いてやるべきではないでしょうか。

私の説く宿便清掃法で、いろんな方がいろんな喜びの報告を寄せてくれます。